前回、国立西洋美術館の特別展の紹介をしたので、今回は特に気になった作品を紹介します。
一部の作品を除き、写真撮影可能でしたので、個人的に良かった作品の写真を貼り付けます。
本物は正直なところ写真では表現できないレベルできれいでした。
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新たな刺激で感性を磨く ~国立西洋美術館 自然と人のダイアローグ展~
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ゴッホやモネといった有名な作家もあれば、これまで聞いたことがなかった作家もいたので、興味の範囲が広がりました。
今後はそれらの作家に関して検索等をしていきたいと思います。
展示区分
実際に展示は4つのテーマごとにブースが区切られていたのですが、個人的には3番目のブースの作品群が気に入りました。
4つのテーマは以下の通り
- 時を流れる時間
- <彼方>への旅
- 光の建築
- 天と地のあいだ、循環する時間
一番気に入った展示ブース 光の建築
このブースは建物と自然の風景をメインに展示されてました。
ブース全体と画風が明るいことが特徴です。
メモ
ポール・シニャック
”ポン・デ・ザール橋”(1912/1913)
メモ
フェルディナント・ホドラー
”モンタナ湖から眺めたヴァイスホルン”(1915)
メモ
ポール・シニャック
”サン=トロベの港”(1901-1902)
2番目に気に入ったブース <彼方>への旅
続いて気に入ったブースの絵は2番目のブースで、ここは比較的に暗い画風の絵が多かったです。
メモ
ギュスター・クールベ
”波”(1870)
メモ
ギュスターヴ・モロー
”聖なる象(ペリ)”(1882)
メモ
カール・フリードリヒ・シンケル
"ピヘルスヴェルダー近郊の風景”(1814)
実際に絵に触れる意義は、作品の立体感がわかるということかな、と感じました。
作品集で見ることができる絵は、3次元的な立体感(絵なのに3次元というと不適切かもですが、油絵などは絵の具の立体感がダイレクトに伝わってきます)がわからなくなります。
特に上の絵などは空の雲の感じが、絵の具の厚みとしてきれいかつ精緻に表現されていると思いました。
美術館に赴いて作品に相対することで、なんとも言えないオーラを感じることができるのが、美術館巡りの魅力だと思います。
素敵な作品展をまた見つけて訪ねてみたいと思います。