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同一カードは1枚だけ!「リミットワン」フェス

さてさて、遊戯王マスターデュエルの新たなフェスが開催されました。
その名も「リミットワンフェス」
どのようなフェスかを簡単に見ていきたいと思います。

リミットワンフェス

今回の特別ルールは、どちらかというと以前に開催されたN/Rフェスに近い内容となっています。
N/Rフェスがカードレアリティがノーマルかレアのものだけ利用できたことに対し、リミットワンフェスは同一のカードを1枚だけデッキに含めることができます。
必然的に、複数枚のカードを前提としたデッキは今回使えなくなります。
具体的には、そもそものカテゴリ枚数が少ないデッキやサーチカードが3枚搭載必須のデッキなどになります。
特に2枚以上のカードを搭載することが基本戦術の転生炎獣などは厳しいと思います。

今フェスの戦術

今回は管理人が参戦できなかったので、パッと覗いた所感だけになります。
まず、複数枚必須デッキが使用できなくなっているところは前述のとおりです。
それらのカテゴリのデッキを使おうとすると、純粋な構築はできないため、必然的に相性が良いテーマの混合デッキになっています。
カテゴリ的に十分なカードがあれば、純構築を行うこともできますが、見ている限り混合デッキにしない場合はもともとのカテゴリ必須カードを1枚投入したのち、あえてカテゴリカードにこだわらずに強力な妨害札で穴埋めしている印象です。
上記のような傾向は、N/Rフェスのときも感じました。
あちらはレアリティが高くない便利な汎用魔法や罠を複数採用していました。
N/Rフェスに比べて難しいところがあるとすれば、採用できる札が1枚なのでカードの使いどころをより慎重に検討する必要があるところです。
なにしろ、同じカードがないため基本サルベージするくらいしか使いまわす方法はありません。
もう一枚デッキからサーチしてリカバリーすればいい、という考えが通じません。
逆に言うと、相手がキーカードを打ってそれをうまく妨害できれば、同じ戦術を相手が再度実行することは極めて難しく有利に立つことができます。

あとがき

総じて、1枚のカードの使いどころを考えて戦う必要があるフェスだと思いました。
デッキ構成においては、カテゴリの純構築が難しいため、相性が良いたテーマの混合が多い印象です。
今回はエクストラデッキの種別縛りではなかったので、通常のシーズン戦のデッキを少し改造する方も多買ったと思います。
ただ、最大3枚投入できるものが1枚となると安定性は格段に落ちた印象です。
相手の出方を見ながら、不安定な中で戦うこともスリルがあってまた違った楽しみがあります。
環境の速度指標ともいえる決着の総ターン数が増えたのかも結構気になりますね。
管理人的には毎度言ってますが、先行制圧の超高速環境が嫌いなので、お互いに適度にラリーをしながら思考するようなフェスを望みたいです。

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