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新年度が近いということで(一人暮らしを始める方へ)その4

前回に引き続き、新年度一人暮らしを始める方向けのPCについての情報を投稿しようと思います。
PC初心者の方向けの投稿ですので、知識が十分にある方にとっては不満があるかもしれません。
PCだけ別建てにした理由は、他の家電に比べて選定する基準が多く、単一の投稿では記載しきることが難しかったためです。
自身が求める用途を明確にすることで不必要な機能を省き費用を下げることができますし、逆に本当に必要な機能が備わっているかを見極められるようになります。
ディプレイについても併せて記載したいと思います。

用途や利用目的をまず明確に

まずはそのPCを何に利用するかを明確にしましょう。
大学生であれば、講義のレポート作成や実験データの処理に利用するかもしれません。社会人であれば、資料作成や動画等のコンテンツ作成などが考えれます。
重要なことは、重い処理をする予定があるかどうかということになります。
重い処理とは、以下のようなものです。

  • 動画編集
  • 機械(深層)学習
  • ゲームなど

これらを将来的に実行しようとする場合、CPU、GPUやメモリをそれなりに高価で高性能なものしておく必要があります。

まずはノートPCにすべきかデスクトップPCにするかですが、外での利用を想定するかしないかにより選択します。
外で利用する場合はノートPC一択になります。

検討すべき要素について

結構多いです。重視すべきは処理能力です。記憶容量に関しては近年は安価に大容量になっていますので、それほど気にしなくてもよいと思います。

OS

WindowsとMacが大きく分かれます。ほか、Chrome系のOSとLinuxのOSとなります。
基本的にはWindowsかMacからの選択になると思います。学校や職場で利用しているものを確認してからそれに合わせるようにすると事故が減ります。
事故とは、使っているソフトウェアの互換性です。たとえば、WindowsとMacの両方でパワーポイントを利用できますが、お互いにファイルを送りあうと微妙にデザインが崩れることがあります。このような事故を避けたい場合は学校や職場のPCに合わせたほうが無難です。
Chrome系やLinuxはメジャーではないので、詳しい知識がある場合やどうしても費用をかけたくない場合に採用するとよいでしょう。

CPU

intel系とAMD系に大別されます。Mac系は最近独自CPUを搭載していてintelなどと比較してもそん色ない性能を誇ります。
注目すべきはコア数(スレッド数)と周波数です。コア数や周波数が大きいほど高性能になります。
処理能力を比較したい場合は、購入を考えているPCのCPUの型番を控えて、ネットなどでベンチマークと入力して検索すると比較結果を確認できます。

GPU(グラフィックボード)

重い処理をしたいをしたい場合は、必須になってきます。動画編集、機械学習やゲームを考えている方は、組み込みましょう。
必要とする場合は、15,000円~以上の追加出費は覚悟したほうが良いでしょう。良いものになると100,000円を超えてきます。

メモリ

16GBを一つの目安にしましょう。最低でも8GB以上のものを選ぶべきです。

記憶容量

1TBを一つの目安にしましょう。最低でも500GB以上のものを選ぶべきです。
本体の軽さや起動時間を重視する場合は、少し値段が高くなりますがSSDを選択しましょう。

ディスプレイ

ノートPC

1920x1280以上の解像度が欲しいです。また画面サイズは、持ち運びのしやすさとトレードオフになります。例えば、15.6型ならかなり大きく作業もしやすいですが、持ち運びがしずらいです。逆に11型くらいならかなり持ち運びしやすいサイズになりますが、細かい作業はそれなりに面倒になります。自宅に帰っても利用する場合は、外付けのディスプレイを一つ購入しておくことをお勧めします。ノートPCから画面を出力することにより作業効率が向上します。ゲームをする場合は、画面の更新レートにも注意する必要があります。

デスクトップPC

まず画面サイズは24型以上あったほうが良いでしょう。解像度は1920x1280以上は欲しいところ。もし、32型以上なら4Kという解像度も視野に入れてもよいと思います。またあえて小さい画面サイズのものを選択し、2台購入して並べるということも検討の余地があります。ノートPCと同様にゲームを行う場合、画面の更新レートに注意する必要があります。

電源駆動時間

ノートPC限定の項目です。管理人の個人的な見解は8時間以上の駆動時間が欲しいところです。とはいえ、現在はコンセントを利用できる個所も多いので、街中で動く限りそれほど気にする必要はありません。フィールドワークなどで人里から離れたところを拠点にする場合は、重視してください。

重さ

ノートPCに限定の項目です。持ち運ぶ以上、重いとかなり苦痛になります。1500g以下を一つに目安にしましょう。できれば、1000gを切ったほうが良いです。

耐久性

ノートPCに限定の項目です。持ち運ぶ際の耐久が低いと故障しやすくなります。軽いものほど筐体が薄くなりますので、より衝撃や圧力に弱くなります。可能ならアルミ製など頑丈な素材でできたものを選ぶとよいでしょう。

デザイン

本人のお好みしだいになります。

上記の要素を踏まえてあとは予算との相談

予算を決めてから必要なPCを見るという考え方もありますが、用途や利用目的が明確になっているならまずはそれらを満たすPCを検討すべきです。多くの場合は予算オーバになるので、そこから取捨選択して最終決定するとよいでしょう。店頭で実際触れるなら触ってみるのも一つの手です。特に重さに関しては実感を持つことができます。

あとがき

PCについて考えてみました。用途や利用目的を明確にしておかないと、家電量販店で迷うことになりとんでもないぼったくり品を購入することになりかねません。不要な機能は不要、必要な機能やスペックを満たすよい筐体を選び取られることを願っております。

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