先日、長年使っていた大手キャリアの携帯電話をマイナンバーポータビリティで、格安SIMに変更しました。
関連で格安SIMについていろいろ調べて、安く第二の電話を保有できると分かりましたので、利用用途について考えます。
休日にプライベートと仕事の境目がなくなっている現状へ
管理人の現在の職場では、休日出勤が突然要請されたりします（管理人は管理職ではないのですが、、）。
世間一般にはブラック企業といわれる特徴の一つかと思います。
休日にプライベート電話が鳴るかもしれない恐怖
休日の呼び出しの際の連絡手段は、電話による呼び出しになります。
いつ鳴るかはもちろんわかりません。
正直なところ電話に出たくはないのですが、電話が一本だけだと会社外の連絡も当然来るため、電源を切るわけにもいきません。
このような状態で、休日は電話を見ること自体が嫌になります。
コール音は恐怖の対象です。
業務に電話を利用してくる割には社用の電話は支給されない
多くの企業では、管理職や外回りの営業の方以外に社用の電話が支給されないのが実情でしょう。
例にもれず、管理人の会社も電話に貸与はありません。
したがって、プライベートの電話に連絡が来ます。
私用の電話のはずが、休日にまで会社の影がついて離れないように感じ、もやもやした気分になります。
（安否確認などに利用するのはわかるのですが、休日に管理職でもない人間にプライベート電話にコールするのはどうかなと、考えてしまいます。
連絡手段を分離する：第二の電話番号は手に入れやすくなっている
プライベート電話へ容赦なく休日に電話をかけてくる会社によって、精神的に安息が得られないこの状況に対して、何か解決策はないものか。
今回、乗り換えの関係で格安SIMを調べていて、これほど安い販社もあるならいっそ第二の電話を用意すればいいのではないか、という結論に至りました。
受け専門なら月額290円から！
まず、今回想定する電話はこちらからかけることはなく、会社からの電話を受けることを専門とする前提を置きます。
休日の連絡は会社からかかってくるものであるため、こちらから会社に連絡はしない（したくない）ですよね。
というわけで、各社を調べてみたところ、最も安い料金は月額290円の日本通信とHISモバイル提供のSIMでした(2022年8月現在)。
正直、ここまで安く電話が使えることは驚きです。10年くらい前なら考えられなかったと思います。
受け専門の電話（番号）を手に入れたい方は、日本通信やHISのプランを調べてみてください。
データ通信などを行ってしまうと、余計な料金がかかってきますので、あくまで受け専用機として扱ってください。
もう少し前なら楽天モバイルが0円でかけ放題という手段を提供していたのですが、それも廃止されて有料化されたので、実質現段階ではこれら2社が最安です。
本体は中古のSIMフリー携帯で
電話回線が手に入ったところで、携帯電話のガワである本体がないとどうにもなりません。
これらは回線契約時のセット割で入手してもよいのですが、基本的に普段使いするものでないと割り切ってSIMフリーの中古携帯をマーケットで探せば、格安で用意できます。
通話する機能さえあればよいので、液晶やカメラなどにこだわる必要はありません。
そのため、通常の中古携帯よりさらに安く入手できる可能性があります。
格安社用電話で精神が楽に
こうして格安SIMと格安中古携帯によって、格安の社用電話が作れます。
会社で支給されないため、自費で作り上げることは癪ですが、プライベート電話を利用されてもやもやしている方にとっては完全に会社からの連絡を分離できるので、精神的なメリットは大きいです。
まず、プライベート携帯にかかってきた会社連絡であっても、間違って応答することはなくなります。
番号を見て相手を判別できるといえばそれまでですが、それでも間違えることはあります。
物理的に電話を分けることで不用意な応答により会社側へ妙な情報を伝えることはなくなります。
もうひとつ、電話を分けることで、プライベートな携帯電話を真の意味でプライベートな物品として扱うことができます。
精神的な話ですが、ご自身の携帯電話が社用連絡口として機能していることに抵抗がある方にとって、意味は大きいと思います。
良い携帯電話を購入したとしても、楽しく扱うことができなければ意味はありません。
あとがき
今回は、格安SIMを利用した第二の電話の保有について記載しました。
維持費がかかることがやや問題ですが、その金額もかなり少なく抑えることが現在はできます。
社用携帯として完全に電話を分けることで、会社からの連絡を分離できれば精神的に楽になる方にとって、一考する価値があるものです。
ぜひ参考にしていただければと思います。
