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アイデアだしから頭の整理、はては資料の骨子作りまでこなす「マインドマップ」のすすめ

アイデアを出して整理してまとめたいかたむけ。
管理人がよく利用するマインドマップツールについておすすめなので紹介します。

アイデアを出すための練習

日常的にクリエイティブな事柄を求められる今日この頃、いかにしてクリエイティブになるかを考えたいと思います。
管理人の個人的な考えでは、アイデアを数多く柔軟に出せることが一つのクリエイティブであることの指標です。
アイデアを出すためには常日頃から練習して慣れておく必要があり、その練習にも役立つツールが今回のテーマのマインドマップツールです。

マインドマップとは

ひとつの中心的な事柄を定めて中心に書き、そこから派生する事柄を中心点から放射状に記載する思考法(ツール)です。
初めは中心的な事柄から思いつくままに派生する事柄を書いていくため、アイデアだしに向いています。
派生する事柄がある程度出てきたら、その派生する事柄からさらに派生する事柄を書きだします。
初めの中心的な事柄から何段階かを経ることで思わぬつながりを発見することもあります。
何段階か書き出したら中心的な事柄に関する雑多な集合を得ることができるでしょう。
この段階では、整理がされていないので何かに利用することは難しいと思います。
したがって、次のような整理を行って全体として何かが見えないかを探ります。

グループ化する

雑多に派生する事柄を書き連ねていくなかでも、同じような事柄が見つかるはずです。
そのような事柄をグループとしてくくっていきます。
グループとしてくくることで、考える条件が少なくなりわかりやすさが増します。
またそれらの事柄がどのような類似性を持ち、もともと考えていた中心的な事柄に対してどのような意味があるかを考えやすくなります。

階層化する

書き出した派生的な事柄を階層化することも重要です。
階層化を行うことで、それぞれの事柄が中心的な事柄に対して、大きな意味を持つのか小さな意味しかないのかが見えやすくなります。
階層化で重要なことはズバリ、「粒度」です。
レベル感といってもよいでしょう。
よく例に出てくるのは車です。
「車」という中心的な事柄を考えた時、派生する事柄に「救急車」「タイヤ」「ハンドル」「トラック」「パトカー」「ドア」が出てきたとします。
この時、階層化を行うと「救急車」「トラック」「パトカー」が同一階層となり、それぞれの子階層に「タイヤ」「ハンドル」「ドア」が割り当てられます。
見てわかるように「救急車」などは車種という意味で粒度が同じですが、「タイヤ」などは車種ではなくそれぞれの車の部品であるため粒度が異なります。
このように階層化するときは、同一の粒度のものを同一の階層に割り当てる必要があります。

ロジックがあるストーリーとして繋げる

書き出した事柄のグループ化や階層化が終われば、それらが中心的な事柄に対してどのような意味をもちつながっているかがなんとなく見えると思います。
つながりが見えたら、ストーリーとして仮説を立ててみてください。
実際にたてた仮設を検討してみて、破たんしているならマインドマップ上の要素として不足があるかもしれません。
それがわかればまたマインドマップに要素を追加して、整理し仮説を組み直します。
仮説として成り立ってきたら、もともと目指していた「ある中心的な事柄に関するアイデア」として一つ形になったということです。
そのまま仮説を検証してもよいですし、別の興味がわいてきたらその事柄に関してマインドマップを作るとよいでしょう。
色々な関連から次々にアイデアがわいてくるようになるとよいですね。

自分の気に入ったツールを見つけよう

マインドマップツール自体はいろいろなソフトウェアがありますので、検索して自分に合ったものを使うようにするとよいでしょう。
管理人はxmindというものを利用して、何かアイデアを整理し始める冒頭に利用しています。
仕事上、論文などを書くことがあるので、そのロジックの整理に利用することもあります。
ソフトウェアとしてのマインドマップの利点は、紙に書くことと異なり簡単にグループや階層の書き換えを行うことができることです。
また必要に応じて折り畳みができるため、情報を一時的にそぎ落とし全体像だけを見たり、逆に細部の検討にフォーカスしたりできます。
Youtube動画でマインドマップを利用して説明している方もいるので、うまく利用すればプレゼンに役立たせることもできます。
メモ代わりとしても優秀なので、気になることをメモしておいて、どう説明するかを組み上げるときにまずマインドマップで骨子を作ることをくせにするとロジックが組みやすくなります。

あとがき

思考方法(ツール)はいろいろありますが、今回はマインドマップを紹介しました。
アイデアだしから出てきた事柄の整理までお手軽にできます。
また資料の書き出しなどもまずマインドマップで関連する事柄の関係性を整理してから書き始めると分かりやすくなると思います。
ぜひ試してみてください。

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