遊戯王マスターデュエルのリリースをきっかけに、久しぶりに遊戯王をやってみたい方向けの投稿です。今回は、現環境で必須ともいえる「手札誘発」について、説明します。手札誘発カードは、相手ターンでも自身の手札から発動することで効果を発揮するカード群です。主に妨害用途に利用し、相手の展開を阻害します。前回投稿で紹介した通り、現代遊戯王は、一度相手に展開を許し盤面を完成されてしまうと、戻ってきた自分のターンにほぼ何もできずに敗北します。そういったことを防ぐために、相手ターンでも妨害できる手札誘発カードが重要となります。
特に復帰した方に覚えていただきたいのは、「灰流うらら」です。手札誘発カードの中でおそらくもっとも有名であり、多くのデッキで採用されます。マスターデュエルでも初回限定のボーナスパックで必ず1枚もらえます。このカードが重宝される理由は、展開の起点となるあらゆるサーチを妨害できるためです。サーチは手札に呼び込むことはもちろん、フィールドへの特殊召喚、第二の手札ともいわれるデッキからの墓地送りも無効にします。この能力から展開の起点を高い確率でつぶすことができます。ただし、前回の投稿で紹介した通り、妨害できるのは一回なので、どの時点で展開を妨害できるかが重要です。やみくもに打たないようにしましょう。
その他にも手札誘発カードは、いくつもあります。まずはうららを押さえていただければよいと思いますが、気になる方はwikiなどで調べてみてください。強力なカードだと「無幻泡影」「増殖するG」「原始生命態ニビル」などがあります。少しマスターデュエルをやっていると、こんな時に相手を妨害できたらなぁ、と思うときが必ず来ると思います。そういった時に手札誘発カードが有用ですので、覚えておいていただければと思います。
