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周りと比較して悲観や嫉妬するくらいなら成功者がなぜそうなったかの分析と自分でマネすることに時間をあてよう

今回は、「quarter-life crisis」に悩む20代後半から30代前半の方向けの投稿になります。

誰にでも訪れる可能性がある quarter-life crisis

quarter-life crisisという言葉をご存じだろうか。
管理人は寡聞にして、この言葉をつい最近まで知りませんでした。
調べてみると、「20代後半から30代前半にかけて訪れる、自身が大人になりきれているか、成功できているかについて現状と対比して悩む」ことだと管理人は解釈しています。
人生100年時代といわれる中で四半期を過ぎたあたりで訪れる危機ということですね。

学術的には「Emerging Adulthood, Early Adulthood, and Quarter-Life Crisis(Robinson, Oliver,2015)」で触れられています。
Google scholarでは全文読めませんでしたので、ほかのネットの解説を参考にすると、本原稿ではquater-life crisisは5つのフェーズに分かれています。
詳しくは、原稿を読むか詳しい外部の解説記事を参照してみてください。
ざっくりとですが、以下のような段階があります。

  1. 仕事や恋愛で自分の選択により閉じ込められたと感じる状態
  2. 上記から脱出しなければという思いが募っていく状態
  3. 仕事をやめるなどして、閉じ込めていると感じているものと決別する状態
  4. ゆっくりと人生をやり直し始める状態
  5. 自身の関心があるものに熱意を持って取り組む状態

大体の方が1か2にいることが多いのではないですかね。
3に移行できる方とそうでない方で別れると思います。

周りと比較して悲観したり嫉妬するから問題が起きる

quarter-life crisisが言葉として出てきているのは比較的近年です。
以前からある言葉として、mid-life crisisいわゆる中年の危機というものが昔からありました。
どちらかというと子育てが終わったくらいの40-50代くらいの方に発症する症状を日本では指していたようです。
quarter-life crisisの対象年齢は、このmid-life crisisより前の世代です。
これらが顕著にでてきた要因として、SNSなどの普及により同年代の情報が手に入りやすくなったことが挙げられています。
多くの同年代の情報は厄介なことに表に出てくるものは華々しいものが多く、それ等に大量に触れることで、自身の現状と比較し悲観してしまう、という問題が生じます。
管理人としては、問題の本質は情報に触れることでなく「自身と比較して悲観してしまう」ことだと考えています。

情報集めて悲観するくらいなら集めた情報を利用して自身の成功へ

問題は、みなさんが集めた情報を自身を貶める悲観や嫉妬のために利用していることです。
実にもったいない。
まずは比較することをやめて、他人は他人、自分は自分と思うことで、心持ちは大幅に改善します(管理人の体験談です)
そのうえでせっかく情報を集められる世の中にあるのだから、成功した人間の普段の行動などを分析して見るとよいと思います。
普段こんなことをしている、というものがあればまねられるところをまねてみるのも、その人へ近づく一歩になります。
行動力があれば、ネットの向こうの人であっても、アポイントを取ってその考え方や行動指針を直に聞いてみることもよいと思います。
比較して悲観している時間があれば、とりあえず行動することが重要です。
見ているだけでは何も変わらないので。

一つ注意点があるとすれば、あなたが見ている「理想の人」はネットの向こう側の虚像である可能性もあります。
例えばお金持ちアピールしているのは詐欺まがいのマルチ商法の広告塔にすぎない可能性があるのです。
「ネットの向こうの理想像」など、真実は誰にもわかりません。
自身の判断でマネしたい立派な人かを冷静に見極めてください。

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