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勉強方法(動画って使えるの?その2)

中高生の勉強において、動画を使えるのかを考える、第2回です。今回は向いてない教科はどれか、理由は何か、について私見を述べたいと思います。

結論は、英語を除く文系は教科には向いていない、と考えています。理由は、理系科目で多用される式が意味するところを動画ではわかりやすくイメージで把握できることや、式の行間における展開がわかりやいことが、学習上のメリットになることに対して、文系の科目ではこのようなメリットが見られないためです。言い換えると理系科目においてはビジュアライズが重要で、動画はその表現手段として非常に強力ですが、文系項目においてビジュアライズが重要になる場面はそれほど多くないと思います。あえて、文系のおけるビジュアライズがかかわってくる場面を考えると、グラフや地図で利用されていますので、確かにこれらに関係した学習には有用だと思います。

いずれにせよ、動画は学習の補助になりえますが、見ているだけで成績が上がるものではありません。動画を視聴し、問題解説なら動画なしでその問題を解けるかを紙とペンで実際に確認したり、自分でほかの人に教えるにはどうするかを考えて、シナリオを考えることで初めて身になります。インプットしたものをどれだけアウトプットできるかを確認しながら進めるとよいと思います。

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