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失敗できる環境とその効能

失敗できるとは?

仕事の後輩が失敗をした時の対応について悩んでいる方向け。今回の投稿は、管理人が後輩などの失敗時に心がけていることを理由とともに書いていきたいと思います。

前提

まず前提を少しお話します。管理人は失敗すること自体は悪いことだと思っておりません。ただし、無条件で許容するわけではなく、失敗からきちんと反省し次に活かす必要はあります。人は管理人も含めだれしも失敗します。であるからこそ、失敗時にその経験を次への糧に変えることが重要です。失敗はよいものではありませんが、適切に怒られたり叱責されて次への活路が見いだせれば、失敗自体にも価値があります。これが管理人の考える「失敗できる」ということです。

失敗に対してアドバイス

失敗した後輩など、目下の人間に対して最もやってはいけないことは、怒ったり叱責したりするだけで「なぜそうなったのか」「次に同様のことを起こさないためにはどうするか」といったことを本人に全く考えさせないことです。失敗はよくないことです。しかしただ怒りや叱責にとどめるだけでは、何の役にも立ちません。

重要なことは、当人に良くないことだと意識させたうえで、次につなげるにはどうしたらよいかを見据えてアドバイスすることです。幸い、管理人が触れてきた上司はこういった方々が多く、特に叱責だけでなく、上記の「なぜ」「つぎどうする」をその時に管理人の言葉として言わせていたことが、良いところでした。上司ともしても謝罪してもらうだけではな何も解決せず、当人が次にどうするかを自身で考えることが重要だと、認識していたためです。

当時は、叱責されるのみならず詰められているようで大変つらい思いをしました。今思い返すと、次につながるように考えてくれていたんだなと、感謝しています。この経験から後輩の失敗時は同じように対応を心がけています。怒る・叱責するだけではなく、次にどうすればよいかをその場で本人に申告してもらい、その内容にもさらにアドバイスをしています。ひねった言い方をすれば、逃げ得を許さないとも言えます。

まとめ

今回は、「失敗できること」と「失敗したときにどういう対応をとればよいか」について投稿しました。もし、失敗ばかりに部下がいて、何度注意しても直らないという方がいれば、失敗したときのあなたの対応にも問題があるかもしれません。次につながるように行動しているかもチェックいただければと思います。

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